【コミュ力UP】初対面の相手に好印象を与え打ち解ける8つの方法

トーク術

あなたは人見知りで悩んでいませんか?

人見知りではないけど、初対面だと何を話していいかわからず会話が続かない」・・など

SNSの発展した現代社会では、直接人と会話する機会が減っているのも事実。

しかし、知り合う人との距離を縮めることができれば、

この先、仕事やプライベートなど、どこかで自分の人生にとって大切な存在となる可能性もあります。

せっかく知り合えた人とは、好印象に感じて貰えた方が良いですよね?

 

そこで今回は、これまでに数百人以上の面接経験や長い営業経験を持つ筆者が実践する、

初対面の相手と打ち解ける好印象を与えるトーク術をご紹介します。

 

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コミュニケーション能力とは

そもそもコミュニケーション能力とは、「互いの情報共有や意思疎通をスムーズに行う能力」です。

ここで大切なのは、コミュニケーションはあくまで双方向の意思疎通であるということ。

つまり、相手に上手く伝えるだけでなく、相手の話しや感情を上手く汲み取ることも大切な要素であり、

たとえ内向的な人でも、コミュニケーション能力を高めることは可能なのです。

 

コミュ力を高めることのメリット

コミュニケーション能力を高めることで得られるメリットは、良好な人間関係を築けることです。

互いに理解し尊重し合えれば信頼関係が生まれ、何かあった時に力になったり支え合うことができるようになります。

また、高い信頼関係はときに周囲の人を動かす力にもなり得るため、

リーダーシップを発揮する立場の人は、高めておきたい能力のひとつです。

 

コミュニケーションを深めるポイントは初対面の印象が大切

人は出会って数秒で第一印象が決まるともいわれています。

これは初頭効果といって、最初に与えられた情報がその後も影響を与えるという心理効果によるものです。

知り合ってから徐々に距離を縮めることも可能ですが、はじめから打ち解けられれば、

付き合いが同じ期間でも、より互いのコミュニケーションを深めることができます。

 

 

相手に好印象を与える要素

初対面で打ち解けるためには、相手に好印象を与えることが重要です。

みなさんは、コミュニケーションで相手に印象付ける情報を示す “メラビアンの法則” はご存じでしょうか?

 

メラビアンの法則とは?

“メラビアンの法則”は、1971年にカリフォルニア大学ロサンゼルス校の心理学名誉教授である

アルバート・メラビアン氏によって提唱された「3Vの法則」「7-38-55のルール」とも呼ばれる法則で、

コミュニケーションで印象を与える情報として、視覚情報が55%、聴覚情報が38%、言語情報が7%の

割合を占めるとする心理学的な法則です。

  • 視覚情報・・・表情や視線の動き、ジェスチャーなど
  • 聴覚情報・・・話し方(声の大きさやトーン、スピード)など
  • 言語情報・・・話の内容など

 

誤解されがちなメラビアンの法則を正しく理解する

まれに “メラビアンの法則” から、「人は見た目が重要」「会話の内容よりも話し方や表情によって人の心は動く」

といった解釈がされることがありますが、じつはこれは誤った解釈です。

メラビアン氏が示す「3Vの法則」は、視覚情報・聴覚情報・言語情報に矛盾した情報がある場合に、

視覚情報(55%)>聴覚情報(38%)>言語情報(7%)の順番に優先されると示した法則なのです。

 

たとえば、「楽しい」(言語情報)と言葉にしても、暗い表情(視覚情報)に低いトーン(聴覚情報)で話せば、

相手には暗いという印象が強く伝わり、「つまらないのかな」と受け取ってしまうといった例になります。

 

このように、言葉を伝えるだけではコミュニケーションが成立したとはいえず、

受け手が感情や言葉の本質を正しく理解して、ようやく成立したといえるのです。

したがって、視覚情報・聴覚情報・言語情報の3つの情報をすべて一致させることが大切な要素となります。

 

 

初対面で打ち解ける方法

それでは実際に、視覚情報・聴覚情報・言語情報を交えて初対面で好印象を与え打ち解ける方法を紹介します。

 

身だしなみを整える

相手の人柄がわからない状態では、誰でも少なからず警戒心はあるものです。

だからこそ、身だしなみを整え清潔感があると安心感と良い印象を与えることができます。

 

笑顔で話す

基本は笑顔で、警戒心を表情や態度に表さないように話しましょう。

ただし会話の内容によっては、誤解されがちなメラビアンの法則を正しく理解するでも解説したように、

言葉と話し方・表情は一致させるように注意しましょう。

 

相手の目を見て話す

視線の動きも大事なポイントです。

目が泳いでいたり、相手とは関係の方向を見ながら話していては気持ちは伝わらず、

双方向のコミュニケーションが円滑に図れないため、相手の目を見て話すように心がけましょう。

 

共通点を見つける

出身地、趣味・特技、仕事、学生時代の部活、好きな食べもの、好きなアーティスト、共通の知人など・・

どこかに共通点はあるものです。 共通点があれば、そこから会話が広がり一気に距離が縮まります。

カード合わせに近い感覚で引き出して、共通の話題を見つけましょう。

 

会話のキャッチボールを意識する

コミュニケーション能力とはでも解説したように、コミュニケーションは双方向の意思疎通です。

一方的な話になっては、相手の心を開くことができないばかりか、会話をつまらなく思わせてしまいます。

互いに質問やリアクションをとって会話を盛り上げましょう。

 

傾聴する姿勢を保つ

会話のキャッチボールと並んで、聴く姿勢を崩さないことも大切です。

耳と目と心で傾聴し、相手に興味や関心を持って接することがポイントになります。

「それからどうなるんですか?」など話しを掘り下げてコミュニケーションを深めましょう。

 

オープンマインドで話す

オープンマインドは、自分をさらけ出し他者を受け入れる心のことです。

自分を隠さず話すことで心を開いていると感じられ、相手の気持ちも汲み取ることで信頼感を得ることができます。

たとえネガティブをさらけ出したとしても、「実は人見知りなんですよ~」「え、わたしもです!」など

互いの共通点が一致して、一気に距離が縮まることもあります。

 

共感できることにはとことん共感する

自分と同じ意見や考えを持つ人には、より親近感が湧いてきます。

「やっぱり、そうですよね~」「わかります!」など、共感から会話を盛り上げることができます。

もし共感できない内容だとしても、「そうなんですね~」「なるほど、そういう考えもありますね~!」など、

相手を否定しないような返答を心掛けましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

共通の話題があれば、誰でも初対面で会話を深めて打ち解けることができるので、

話のネタを詰め込んで雑学博士になる必要はありません。

 

そして、コミュニケーションは相手に上手く伝え・相手から上手く汲み取る双方向の意思疎通なので、

たとえ人見知りだとしても、コミュニケーション能力を高めることができます。

 

出会いから人生における大切な存在になり得る相手と打ち解ける方法を、是非参考にしてみてください。

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